コーヒーテーブルは、なぜコーヒーテーブルなのか?

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「実はずっと気になっていたんですけど、なかなか聞くタイミングなくて」

と、言われることが多い質問の一つが

「コーヒーテーブルって、なぜコーヒーテーブルという名前になったんですか?」

直接聞いてもらえることはとても嬉しいのですが、お店の営業中だとどうしても多くを語ることが時間の制約上出来ない。

今回はこの場を借りて、THE COFFEE TABLEの由来についてお話ししていきます。

コーヒーテーブル(THE COFFEE TABLE)という店名の背景には、このような願いがあります。

「コーヒーを片手に、大切な人たちとテーブルを囲んで、リラックスする時間を過ごしてほしい」

こうした時間を社会に増やしたい、自分が生まれた街である新潟につくりたい、と思ったのがTHE COFFEE TABLEをつくろうと思ったきっかけの一つ。
理想のイメージを現実化するためには、どんな店名がふさわしいのか?と考え始めたのがスタート地点でした。

家族や友人と集まって、楽しかったことや嬉しかったこと、お互いの近況を語り合う時間

コーヒーの香りに包まれながら、大切な人と愛に浸る時間

BGMや雰囲気、外の景色の流れに身を委ね、自分自身を整える時間

カフェの中を流れる時間の姿を描くと、そこには「テーブル」がありました。

テーブルの上には、無色透明な机上の空間があります。
空間が余白となって、自宅や職場には存在できない第三の場所の価値を生み出しています。
余白空間があるから、自宅ではなかなか話し合えないことも話せたり、友人との久しぶりの再会にはなんとなくカフェを選んだりするんですね。そのほうがなんとなく落ち着いて話しやすいから。

なんとなく、という感覚は時に大切にしたほうがいい。

一方で、試しにテーブルがない世界を想像してみると、いささか居心地が変わってくる。
手にはコーヒーのカップを持ち続け、椅子に座ったお互いが何にも遮られることなく向かい合っている。机上の空間がなく、直接相手とのやりとりが行われるイメージになるので、討論や目的をもった意見交換などには、こうした形式がむしろ効果的なのかもしれません。

ただ、リラックスして時間を過ごすことを考えたときには、やはりテーブルが目の前に一つあることで机上の空間ができ、余白空間ができることでそこでの時間に柔らかさが生まれます。

そんなことを考えていた当時のノートには、たくさんの店名候補が書かれていましたが、最終的には「テーブルがある時間」「カフェでの時間には程よい柔らかさが必要」「余白」といった言葉のイメージから、THE COFFEE TABLE(コーヒーテーブル)という店名に決まりました。

実際、お店には二名掛けのテーブルと、最大で六名が囲める大きなテーブルがあります。

THE COFFEE TABLEという名に相応しいシンボリックなテーブルをつくろう、と思い、そのオリジナルデザインの大小のテーブルは、現在も多くの人々に机上の空間を生み出しています。

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