こんにちは、コーヒーテーブルです。
今年もちゃんと暑くなってくれますね、2025夏。
そんな夏になると、身体が自然と「冷たいもの」を求めますよね。
けれど、ただ冷たいだけじゃ、どこか物足りない。
そんなときにぴったりなのが、夏季限定でご提供している水出し珈琲です。
ひんやりと身体を潤しながらも、口に含んだ瞬間に広がるコーヒーの香りと、余韻に残る甘さ。
これは、ただの“冷たいコーヒー”とは一線を画す、休息を大切にする大人のための特別な一杯。
今日はその水出し珈琲の魅力を、そしてご自宅でも楽しめるシンプルレシピまで、たっぷりお伝えします!

水出し珈琲は「口の中で香りを味わう冷たい珈琲」
「水出しって、アイスコーヒーとどう違うの?」と聞かれることがあります。
アイスコーヒーはお湯で淹れたコーヒーを急冷するのに対し、水出し珈琲は最初から水でじっくり時間をかけて抽出するものです。
その最大の違いは「雑味が少なく、香りと甘みが際立つ」こと。
水出し珈琲は、お湯=熱による負荷(熱で味を短時間で引き出す)を使わない分、味わいがマイルドで甘くさっぱりした印象になります。
夏の涼しい朝、暑くなった午後、ゆっくりと休息をとりたいときにぴったりです。
今年の夏は2種類の味わいを毎日ご用意
この夏、コーヒーテーブルでは2種類の水出し珈琲をご用意しています。
水出し珈琲の特徴を反映した味わいで、それぞれの個性をお楽しみいただけます。
① ビタースイートなブレンド
ダークチョコレートのようなほろ苦さに、黒糖を思わせるしっとりした甘さ。
濃厚な味わいを感じさせつつも、味わいはすっきりとキレがよく、まさに“夏の午後に飲みたくなる一杯”。深みのある珈琲の味わいが、氷とともにゆっくりと口の中に広がります。
長年通ってくださっているお客様をはじめ、スタッフ間でも「この味を待ってました!」と毎年うれしいお声をいただいています。
② さっぱりフルーティーなシングルオリジン(時期により変動します)
現在ご提供しているのは、エチオピア産の華やかで上品な甘みをもつコーヒー。
華やかなんですけど、大人っぽい落ち着いた甘みがあり、液体の温度の低さも相まって夏の上品な一杯といった印象を感じます。
フルーティーな印象の水出し珈琲は「こんな味、初めて」と驚かれることも多く「コーヒー飲めないはずなのに、これは美味しい」という体験を通じて、自分の中の「好きを増やす」新しい世界への切符にもなるような、夏だからこそ楽しめる爽快な一杯です。
基本レシピ、大公開!
「この味、お家でも楽しめたら…」
そんな声にお応えして、水出し珈琲の基本レシピを公開します!
材料はたったこれだけ。
- コーヒー豆:80g (中挽き〜中細挽き)
- お水:1000ml (可能なら浄水)
これを冷蔵庫で15時間かけてゆっくりと抽出するだけ。
器具は、密閉できるポットや大きめのボトルなど、お好きなもので構いません。
麦茶を作る時のような袋状の紙フィルターに挽いたコーヒー豆を入れて、密閉できる容器に入れたら、あとはそこに水を入れて終わり。
ポイントは、浅煎り〜中煎りくらいのコーヒーを作る時は、お水の20%くらいをお湯にすること。
(パックが入った容器にお湯を200ml注いで、2分蒸らします。その後800mlの水を足して、冷蔵庫にイン!15時間待って、パックを取り除いたら完成です。)
なぜそうするかというと、お湯を使うことで味わいがよりはっきりと抽出されて、氷が溶けても、味わいの変化を楽しめる水出し珈琲になるから。
一般的な水出し珈琲のレシピよりも、長い時間をかけて抽出する理由は、甘みを引き出すためです。
出来上がった水出し珈琲は、冷蔵庫での保管で約3日程度は美味しく楽しめます。
(それ以降は少しづつ味が抜けていくイメージ)
店頭で販売しているコーヒーテーブルの水出し珈琲パックは、購入後淹れるまで冷凍庫での保存をおすすめしています!
お好きな時間に仕込んで、贅沢な一杯が毎日お家であなたを待っています。
氷を浮かべて、透明感のあるグラスで楽しめば、ご自宅での休息がぐっと上質になりますよ。

コーヒー豆の店頭販売もしております
「自宅でもこの味を再現したい」
そんなあなたのために、当店では使用しているコーヒー豆も販売中です。(一部取扱なし)
スタッフが、あなたの好みや楽しみたいシーンに合わせて、淹れ方や豆選びのご相談にも乗ります。
気軽に声をかけてくださいね!
夏の休息を、贅沢に。
忙しない日々の中で、ふと訪れる「余白」のような時間。
そんなひとときを、コーヒーテーブルの水出し珈琲とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。
夏は、ほんの少しだけ、自分を甘やかしてもいい季節です。
お気に入りのグラスに注いで、氷がカランと鳴る音を聞きながら。
スマホを置いて、目を閉じて味わう瞬間に、心がほぐれていく夏の休息を感じてみてください。
私たちが目指すのは、ただの“飲み物”を超えた、「体験」です。
夏だけの、特別な一杯。
どうぞ引き続き、良い夏をお過ごしください。

コメント